【RC造・鉄骨造・木造、防音性が高いのはどれ?】賃貸マンションの生活音・足音・話し声を不動産屋が徹底比較!

「隣の部屋の話し声が聞こえるのは嫌」
「上の階の足音が気になる」
「木造アパートは音が響きやすいって本当?」
「鉄筋コンクリート造なら静かに暮らせる?」
名古屋で賃貸マンションやアパートを探していると、建物構造について気になることがあると思います。
物件情報には、RC造・鉄骨造・木造などと記載されています。
この建物構造の違いは、防音性を考えるうえで大切なポイントです。
ただし、同じRC造でも音が気になる物件はあります。
反対に、木造でも遮音対策がしっかり行われている物件があります。
結論からお伝えすると、防音性を重視するならRC造は有力な候補です。ただし、建物構造だけで静かさは決まりません。
今回は、名古屋市中区・栄駅徒歩1分のNタウン不動産が、RC造・鉄骨造・木造の違いや、足音・話し声・テレビの音がどのように伝わるのかを分かりやすく解説します。
■ 結論|一般的にはRC造が有利!ただし建物によって違う
まずは3つの建物構造を比較してみましょう。
| 建物構造 | 防音性の傾向 | 特徴 |
|---|---|---|
| RC造(鉄筋コンクリート造) | 比較的有利になりやすい | 重量のあるコンクリートを壁や床に使用する建物が多い |
| 鉄骨造 | 仕様によって差が大きい | 鉄骨は主に骨組みで、壁や床の仕様は物件ごとに異なる |
| 木造 | 対策の有無が重要 | 一般的な軽量の床では足音が伝わりやすい場合がある |
※建物構造から見た一般的な傾向であり、個別物件の遮音性能を保証するものではありません。
特に知っておいてほしいのは、「鉄骨造だからRC造と同じくらい静か」とは限らないことです。
鉄骨造は、鉄骨を建物の骨組みに使った構造です。
隣の部屋との壁がコンクリートとは限りません。
また、RC造でも隣室との間に乾式壁が使われている場合があります。
そのため、建物の名前や構造だけで判断するのではなく、壁・床・窓の仕様まで確認することが大切です。
■ ① RC造とは?防音性を重視する方に人気の構造
RC造とは、鉄筋コンクリート造のことです。
鉄筋とコンクリートを組み合わせた建物構造で、マンションなどに採用されています。
RC造の特徴は、重量のあるコンクリートを使用することです。
一般的に、重量のある壁は話し声やテレビの音など、空気を伝わる音を遮りやすい傾向があります。
また、コンクリートの床は、設計や厚さによって上階からの衝撃音を抑えることが期待できます。
RC造のメリット
隣室の話し声やテレビの音を抑えやすい
コンクリートの戸境壁を採用した物件では、遮音性が期待できます。
上階からの足音対策が考えられている物件もある
床のコンクリートの厚さや仕上げによって、音の伝わり方が変わります。
マンションの選択肢が多い
名古屋市内でも、RC造の賃貸マンションを探すことができます。
RC造でも音が聞こえる理由
RC造だからといって、すべての音を防げるわけではありません。
例えば、
上階で走り回る音。
重い物を落とした音。
隣室の大音量の音楽。
共用廊下から聞こえる話し声。
こうした音が伝わることがあります。
特に、床に強い衝撃が加わる音は、建物の構造体を振動させて伝わります。
RC造は防音性を重視する方におすすめの候補ですが、完全防音ではありません。
■ ② 鉄骨造とは?軽量鉄骨と重量鉄骨の違い
鉄骨造とは、鉄骨を建物の柱や梁などの骨組みに使用した構造です。
鉄骨造には、一般に軽量鉄骨造と重量鉄骨造と呼ばれるものがあります。
軽量鉄骨造
比較的薄い鋼材を使った構造で、低層アパートなどに採用されています。
壁や床の仕様によっては、木造アパートと同じように生活音が気になる場合があります。
重量鉄骨造
比較的厚い鋼材を使用した構造で、マンションや店舗併用建物などにも採用されています。
ただし、重量鉄骨だから必ず防音性が高いというわけではありません。
鉄骨造で重要なのは壁と床
ここが大切なポイントです。
鉄骨造は、建物の骨組みが鉄骨という意味です。
隣室との壁に何が使われているのか。
床がどのような構造なのか。
防音材が使われているのか。
こうした条件によって遮音性能は変わります。
例えば、重量鉄骨造でも隣室との壁が軽量の乾式壁であれば、仕様によって話し声が伝わる場合があります。
反対に、軽量鉄骨造でも遮音対策が充実した物件があります。
鉄骨造の防音性は、軽量・重量という名称だけで判断しないことが重要です。
■ ③ 木造とは?最近の木造アパートは防音性が改善されている?
木造とは、主に木材を建物の構造部分に使用した建物です。
名古屋市内でも、単身者向けの木造アパートは多く見られます。
木造は一般的な軽量の床構造では、足音や物を落としたときの衝撃音が伝わりやすい場合があります。
ただし、木造だから必ず音が響くわけではありません。
近年は、遮音材や防振材、床構造の工夫などによって防音性に配慮した木造住宅もあります。
木造のメリット
家賃を抑えられる場合がある
同じエリアでも、RC造マンションより家賃が安い物件が見つかる場合があります。
新築・築浅物件の選択肢がある
新しい設備を備えた木造アパートもあります。
間取りや立地の選択肢が広がる
予算を優先したい方には比較する価値があります。
木造で確認したいこと
隣室との壁の仕様。
上階の床の遮音対策。
階段や共用廊下の位置。
上下階の間取り。
隣室と接する壁の位置。
木造でも、こうした条件によって住み心地は変わります。
木造という理由だけで候補から外さず、実際の建物仕様を確認しましょう。
■ ④ 足音・話し声・テレビの音は、それぞれ伝わり方が違う!
防音性を考えるうえで、知っておいてほしいことがあります。
それは、音には種類があるということです。
① 空気を伝わる音
例えば、
隣の部屋の話し声。
テレビの音。
音楽。
犬の鳴き声。
こうした音は、空気を振動させて伝わります。
隣室との壁や窓の遮音性能が重要です。
② 床や壁の振動によって伝わる音
例えば、
上階の足音。
子どもが走る音。
重い物を落とした音。
椅子を引く音。
こうした音は、床や壁などの構造体を通して伝わります。
特に床の衝撃音には、重い衝撃による音と軽い衝撃による音があります。
話し声に強い建物が、足音にも同じように強いとは限りません。
■ ⑤ 上の階の足音が気になるなら、何を確認する?
賃貸マンションの騒音相談で気になることの一つが、上階からの足音です。
「ドンドン」という歩行音。
子どもが走る音。
物を落とした音。
こうした音は、床を通して下の階に伝わることがあります。
確認したいポイント
床の構造
コンクリートの床なのか、木造の床なのか。
床の厚さ
RC造の場合、床スラブの厚さも遮音性に関係します。
床の仕上げ
フローリングやカーペットなど、仕上げ材によって軽い衝撃音の伝わり方が変わります。
上階の間取り
自分の寝室の上が、上階のリビングなのか寝室なのかでも状況が変わります。
最上階かどうか
最上階なら、基本的に真上に住戸がないため、上階住戸からの足音を避けられます。
ただし、隣室や共用部分、設備からの音までなくなるわけではありません。
足音が特に気になる方は、建物構造に加えて最上階の物件も検討してみましょう。
■ ⑥ 隣の話し声が気になるなら、戸境壁を確認!
隣室の話し声やテレビの音が気になる方は、隣室との間にある壁に注目しましょう。
この壁を「戸境壁」や「界壁」と呼びます。
RC造でも壁がコンクリートとは限らない
RC造のマンションでも、すべての戸境壁がコンクリートとは限りません。
乾式壁が採用されている場合もあります。
乾式壁でも、適切な仕様で施工されていれば高い遮音性能を確保できます。
大切なのは、コンクリートかどうかだけではなく、壁全体の遮音性能です。
間取りも重要
例えば、
隣室との間にクローゼットがある部屋。
隣室と接する壁にベッドを置く部屋。
隣室との間にキッチンや浴室がある部屋。
これらでは、生活音の感じ方が異なる場合があります。
静かな部屋を探すなら、建物構造だけでなく、隣室との間取りの関係まで確認しましょう。
■ ⑦ 外の騒音はRC造なら防げる?
名古屋市内でお部屋を探していると、交通量の多い道路沿いの物件もあります。
例えば、
栄周辺。
新栄町周辺。
今池周辺。
名古屋駅周辺。
大通りに面した物件では、車やバイク、救急車などの音が気になることがあります。
このような外部の騒音では、建物構造だけでなく窓の性能が重要です。
確認したいポイント
窓ガラスの仕様
複層ガラスや防音合わせガラスなど、ガラスの種類によって特徴が異なります。
サッシの気密性
隙間から音が入りやすいため、サッシの仕様も重要です。
内窓の有無
二重窓にすることで遮音性が向上する場合があります。
部屋の向き
道路に面しているか、建物の反対側に位置しているか。
階数
道路との位置関係によって、騒音の聞こえ方が変わる場合があります。
なお、複層ガラスは主に断熱目的で採用されることもあり、複層ガラスだから必ず防音性が高いわけではありません。
外の音が気になる方は、窓を閉めた状態で実際の音を確認することが大切です。
■ ⑧ RC造でもうるさい物件がある理由
「RC造だから静かだと思って契約したのに、音が気になる」
こうしたことが起こる理由はいくつかあります。
① 戸境壁の仕様が異なる
RC造でも、隣室との壁の仕様によって遮音性能は変わります。
② 床の厚さや仕上げが異なる
床のコンクリートの厚さや仕上げによって、足音の伝わり方が変わります。
③ 隣人の生活スタイルが異なる
深夜にテレビを大音量で見る方や、室内で大きな音を出す方がいる場合、構造にかかわらず音が気になることがあります。
④ 共用部分から音が入る
エントランスや廊下、階段に近い部屋では、人の声や足音が聞こえる場合があります。
⑤ 設備の音が伝わる
給排水管や換気設備、エレベーターなどから音が発生することもあります。
RC造という表示は、防音性能の保証ではありません。
■ ⑨ 防音性を重視するなら内見で確認したい7つのポイント!
防音性を重視してお部屋を探す方は、内見の際に次のポイントを確認しましょう。
① 窓を閉めて外の音を確認する
道路や線路の音がどの程度聞こえるか確認しましょう。
② 共用廊下の音を確認する
玄関ドアの近くで、人の声や足音がどの程度聞こえるか確認しましょう。
③ 隣室との壁の位置を確認する
ベッドを置く予定の壁が隣室と接しているか確認しましょう。
④ 上下階の間取りを確認する
可能であれば、上階のリビングや水回りがどこにあるか確認しましょう。
⑤ 建物の共用部分を見る
共用廊下やゴミ置き場など、管理状態も確認しましょう。
⑥ 管理会社に過去の騒音相談について確認する
過去に騒音相談があったか、回答可能な範囲で確認しましょう。
ただし、相談がなかったことは、静かな物件である保証にはなりません。
⑦ 可能なら生活時間帯に周辺環境を確認する
昼間は静かでも、夜になると飲食店や車の音が気になる場所があります。
可能であれば、帰宅する時間帯の周辺環境も確認しましょう。
内見した瞬間に静かだからといって、常に静かな部屋とは限りません。
■ ⑩ 防音性を重視するなら、最上階・角部屋がおすすめ?
防音性を重視する方には、最上階や角部屋も候補になります。
最上階のメリット
真上に住戸がないため、上階住戸からの足音を避けられます。
ただし、屋上設備などの音が発生する場合もあります。
角部屋のメリット
隣接する住戸が少なくなる場合があります。
ただし、角部屋でも隣室との壁があるため、生活音が聞こえないわけではありません。
また、道路に面した角部屋では、外部の騒音が気になる場合もあります。
最上階・角部屋は音の発生源を減らせる可能性がありますが、必ず静かになるわけではありません。
■ ⑪ 新築の木造と築10年のRC造、どちらが静か?
例えば、次の2つの物件があったとします。
A物件:新築の木造アパート
家賃65,000円。
最新設備。
インターネット無料。
B物件:築10年のRC造マンション
家賃70,000円。
鉄筋コンクリート造。
駅徒歩5分。
※説明用の架空の例です。
どちらが静かでしょうか。
構造から考えると、RC造のB物件は有力な候補です。
ただし、A物件に高性能な遮音床や戸境壁が採用されていれば、音の種類によっては十分な遮音性能が期待できます。
反対に、B物件でも戸境壁や床の仕様によって音が気になる場合があります。
そのため、築年数よりも、建物構造・壁・床・間取りを確認することが大切です。
■ ⑫ 名古屋で防音性を重視するなら、エリア選びも重要!
名古屋市内で静かな部屋を探す場合、建物の防音性だけでなく周辺環境も重要です。
名古屋市中区
栄・新栄町・上前津・金山など、便利なエリアが多くあります。
ただし、繁華街や大通りに近い物件では、外部の騒音を確認しましょう。
名古屋市東区
高岳・車道・大曽根周辺など。
住宅街と交通量の多い道路が混在するため、物件の位置によって環境が変わります。
名古屋市千種区
千種・今池・池下・本山など。
駅周辺の利便性と、住宅街の落ち着きを比較して選びましょう。
名古屋市中村区
名古屋駅・亀島・本陣・中村公園など。
駅や幹線道路との位置関係を確認しましょう。
名古屋市西区
浅間町・浄心・庄内通・上小田井など。
住宅街も多く、静かな住環境を重視する方に候補となる場所があります。
ただし、どの区でも道路や線路、飲食店などの位置によって騒音環境は異なります。
「静かな区」を探すよりも、静かな立地にある物件を探すことが大切です。
■ ⑬ 不動産屋として伝えたいこと|防音性は構造だけで決めないでほしい
お部屋探しでは、
「絶対にRC造がいいです」
「木造は音が気になるから嫌です」
というご希望をいただくことがあります。
防音性を重視するなら、RC造から探すのは合理的な方法です。
ただし、RC造という条件だけで決めてしまうのはおすすめしません。
例えば、
RC造だけど大通り沿い。
木造だけど静かな住宅街。
RC造だけど上階に住戸がある。
木造だけど最上階の角部屋。
RC造だけど隣室との壁の仕様が分からない。
木造だけど遮音性能に配慮した設計。
こうした違いがあります。
もちろん、最上階や角部屋だけで防音性が決まるわけでもありません。
大切なのは、どんな音が気になるのかを最初に整理することです。
上階の足音が気になるのか。
隣室の話し声が気になるのか。
外の車の音が気になるのか。
それによって、確認すべきポイントが変わります。
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■ まとめ|RC造・鉄骨造・木造、防音性が高いのはどれ?
今回のポイントを整理します。
RC造
重量のあるコンクリートの壁や床を備えた物件では、遮音面で有利になりやすい構造です。
鉄骨造
軽量鉄骨・重量鉄骨という違いだけでは、防音性を判断できません。壁や床の仕様が重要です。
木造
一般的な軽量の床では衝撃音が伝わりやすい場合がありますが、遮音対策が充実した物件もあります。
そして、静かな部屋を選ぶために確認したいのは、次の5つです。
建物構造
隣室との壁の仕様
床の構造と遮音対策
窓の性能と周辺環境
上下左右の部屋との位置関係
防音性を重視するならRC造を有力候補にしながら、壁・床・窓・間取りまで比較しましょう。
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よくある質問(FAQ)
Q1. RC造・鉄骨造・木造で、一番防音性が高いのはどれですか?
一般的には、重量のあるコンクリートの壁や床を備えたRC造が遮音面で有利になりやすいです。ただし、建物ごとの壁・床・窓の仕様によって異なるため、RC造なら必ず静かというわけではありません。
Q2. 重量鉄骨造なら木造より静かですか?
必ずしもそうとは限りません。重量鉄骨造は骨組みの構造を示すものであり、防音性は壁や床の仕様によって変わります。遮音対策が充実した木造の方が、特定の音を抑えられる場合もあります。
Q3. RC造でも隣の話し声は聞こえますか?
聞こえる場合があります。戸境壁の構造や厚さ、隙間、音の大きさなどによって変わります。RC造でも完全防音ではありません。
Q4. 上の階の足音が気にならない部屋はありますか?
最上階なら真上の住戸からの足音を避けられます。また、床の遮音性能が高い物件を選ぶことも重要です。ただし、他の部屋や設備からの音まで完全になくなるわけではありません。
Q5. 防音性が高い賃貸マンションを選ぶ方法は?
建物構造だけでなく、戸境壁・床の遮音性能・窓の仕様・最上階や角部屋かどうか・周辺環境などを確認しましょう。内見では窓を閉めた状態で外の音を確認し、管理会社に回答可能な範囲で騒音相談の有無を確認することもおすすめです。













