内見5分で分かる?不動産屋が最初に確認するポイント
お部屋の内見。
皆さんは最初にどこを見ますか?
リビングの広さ。
キッチン。
お風呂。
収納。
もちろん全部大切です。
ただ、不動産屋は何件、何百件と部屋を見ています。
そのため、部屋に入って最初の数分で、
「この部屋は良さそう」
「ここはお客様に確認してもらったほうがいい」
というポイントがある程度見えてきます。
では、不動産屋は内見で最初にどこを見ているのか。
今回は、内見5分でも分かるチェックポイントを紹介します。
まず玄関を開けた瞬間の「第一印象」
意外かもしれませんが、最初はこれです。
入った瞬間にどう感じるか。
明るい。
広く感じる。
きれい。
なんとなく気持ちいい。
反対に、
暗く感じる。
圧迫感がある。
なんとなく狭く感じる。
少しニオイが気になる。
こういう感覚は結構大切です。
数字では、
「30㎡」
と書いてあっても、実際の感じ方は部屋によって全然違います。
同じ30㎡でも広さの感じ方は違う
不動産屋が見るのは面積だけではありません。
部屋の形。
柱の出っ張り。
廊下の長さ。
天井の高さ。
窓の大きさ。
キッチンの配置。
デッドスペース。
こういった部分を見ます。
たとえば30㎡あっても、廊下が長ければ居室部分は小さくなります。
反対に28㎡でも、廊下が短く四角い間取りなら、
「こっちのほうが使いやすいな」
と感じることがあります。
だから、
㎡数だけで広い・狭いを決めない。
実際の使える面積を見ることが大切です。
1. 家具を置いた状態を想像する
部屋に入ったら、
「広いですね!」
だけでは終わりません。
ベッドはどこ?
テレビはどこ?
ソファを置いたら?
ダイニングテーブルは置ける?
ここにベッドを置いたら収納は開く?
ドアと家具がぶつからない?
家具を置いた後も生活しやすいか。
ここを考えます。
何も置いていない部屋は広く見えます。
大切なのは、
家具を置いた後の部屋です。
2. 窓と日当たりを見る
次に自然と見るのが窓です。
方角だけでは判断しません。
南向きでも目の前に建物があれば暗いことがあります。
北向きでも、前が大きく開けていれば思ったより明るいことがあります。
だから、
方角。
窓の大きさ。
前の建物。
建物との距離。
バルコニー。
実際の明るさ。
をまとめて見ます。
「南向きだから明るい」ではなく、「この部屋が実際に明るいか」です。
3. 窓を開けます
これはぜひやってほしいです。
窓を閉めていると静か。
開けた瞬間、
「結構車の音するね」
ということがあります。
大通り。
高速道路。
線路。
学校。
繁華街。
工事現場。
周辺環境によってかなり違います。
反対に、
「大通り沿いだからうるさいと思ったけど、窓を閉めたら全然気にならない」
ということもあります。
だから、
窓を開けた状態と閉めた状態、両方確認します。
4. 窓から外を見ます
日当たりだけではありません。
眺望。
隣のマンションとの距離。
道路。
線路。
向かいの窓。
バルコニー。
外から部屋の中が見えそうか。
特に女性の一人暮らしなら、
「外から室内がどう見えるか」
も気にしていいと思います。
カーテンを開けて生活できるのか。
ずっとレースカーテンが必要なのか。
同じ間取りでも階数や向きでかなり変わります。
5. 収納は「広さ」より「使えるか」
収納も必ず見ます。
ただ、
「収納ありますね」
では終わりません。
扉を開けます。
奥行き。
幅。
高さ。
棚。
ハンガーパイプ。
扉の開き方。
ここまで見ます。
収納が大きく見えても、形が悪ければ意外と使いにくい。
逆にコンパクトでも棚の配置が良ければ使いやすい。
収納は面積より使い方です。
6. キッチンは作業スペースを見る
キッチンも、
2口コンロ。
システムキッチン。
という設備表だけでは分かりません。
不動産屋が見ているのは、
まな板を置けるか。
冷蔵庫はどこに置くか。
冷蔵庫を置いて通路が狭くならないか。
食器を置けそうか。
収納は足りそうか。
コンセントはどこか。
自炊する人なら特に、
「料理できるキッチンか」
まで見たほうがいいです。
7. 水回りは「きれい」だけで終わらない
お風呂。
洗面台。
トイレ。
ここも見た目だけではありません。
洗面台の収納。
タオルを置く場所。
脱衣スペース。
洗濯機置場。
浴室乾燥機。
トイレの収納。
ドアの開閉。
毎日使う場所なので、
実際に生活したときの動きまで考えます。
8. 洗濯機置場はサイズを見る
これはかなり大切です。
特にドラム式洗濯機を使っている方。
「防水パンがあるから置ける」
とは限りません。
幅。
奥行き。
蛇口の高さ。
扉。
搬入経路。
今使っている洗濯機を持っていくなら、事前にサイズや型番が分かると確認しやすくなります。
Nタウン不動産では必要な場所は採寸します。
「たぶん入る」はなるべくなくします。
9. コンセントの位置を見る
これも地味ですが大切です。
ベッドをここに置きたい。
テレビはここ。
デスクはここ。
ところが、
「コンセントがない」
となることがあります。
家具の配置とコンセント位置はセットです。
特に、
テレビ。
ベッド。
デスク。
冷蔵庫。
電子レンジ。
このあたりは確認しておくと生活を想像しやすくなります。
10. ニオイも確認する
写真では絶対に分からないもの。
ニオイです。
排水口。
タバコ。
湿気。
下水。
共用廊下。
飲食店。
もちろん空室期間が長く、排水トラップの水がなくなったことで一時的に排水臭が出る場合もあります。
だから、
「臭い=この物件はダメ」
と即判断する必要はありません。
ただ、
気になるニオイがあったら、その場で営業マンに聞く。
これはおすすめです。
部屋だけではなく「共用部分」も見ます
ここからが結構大切です。
良い不動産屋なら、
玄関を開ける前から内見は始まっています。
エントランス。
エレベーター。
共用廊下。
郵便受け。
掲示板。
駐輪場。
ゴミ置き場。
こういった場所も見ます。
部屋の中は退去後にきれいにリフォームできます。
ただ、
建物全体の管理状態は共用部分に出やすいです。
掲示板は結構見ます
「深夜の騒音に注意してください」
「ゴミ出しのルールを守ってください」
「共用部分に私物を置かないでください」
こんな掲示がある場合があります。
掲示があるから悪いマンションとは限りません。
管理会社がきちんと対応している証拠の場合もあります。
ただ、同じような注意書きが何枚もあるなら、
「何か繰り返しているのかな?」
と確認する材料にはなります。
ゴミ置き場もマンションの雰囲気が出る
ゴミが散乱している。
分別されていない。
粗大ゴミが放置されている。
反対に、
きれいに整理されている。
清掃されている。
これだけで住民すべてを判断することはできません。
ただ、
建物が普段どのように使われているのかを見る一つの材料にはなります。
不動産屋は部屋までの道も見ています
駅から物件まで。
スーパー。
コンビニ。
ドラッグストア。
飲食店。
大通り。
街灯。
坂。
歩道。
交通量。
こういうものも普段から見ています。
だから実際に街を走っている営業マンなら、
「駅徒歩○分です」
だけではなく、
その○分をどう歩くのか
まで説明できます。
ここはネットの物件情報だけでは分かりにくいところです。
5分で全部を見る必要はありません
タイトルは「内見5分で分かる?」ですが、
5分で内見を終わらせましょう、という意味ではありません。
むしろ逆です。
経験のある営業マンなら、最初の数分で、
「この部屋ならここを詳しく見たほうがいい」
というポイントを見つけます。
そこから、
お客様が気になるところを一緒に確認していく。
これが理想です。
お客様によって見る場所は変わります
料理をしない人に、キッチンの作業スペースを延々説明しても意味がありません。
在宅勤務の人なら、
デスクを置く場所。
コンセント。
ネット環境。
日中の音。
ここが大切。
洋服が多い人なら収納。
車を持っているなら駐車場までの動線。
夜遅く帰る女性なら駅からの道。
その人の生活によって「良い部屋」の条件は変わります。
だからNタウン不動産では、物件を見る前にお客様のことを聞きます。
写真はスタッフに任せてください
そして内見中、
お客様にはできるだけ部屋を見ることに集中してほしいと思っています。
Nタウン不動産では、内覧したお部屋をあとから比較できるようにスタッフが写真を撮影します。
キッチン。
お風呂。
洗面台。
トイレ。
玄関。
リビング。
収納。
ここは必須です。
必要な場所は採寸もします。
スタッフは社長直伝の写真講習を受けています。
写真を撮るために内見するのではなく、自分がここで生活できるかを見るために内見してほしい。
写真や採寸はスタッフに任せてください。
良い営業マンなら「見る場所」を教えてくれる
初めて一人暮らしをする方に、
「自由に見てください」
だけでは少し不親切だと思っています。
何を見ればいいのか分からなくて当然です。
だから、
「ここ見てください」
「窓開けてみましょう」
「ベッド置くならここですね」
「この収納は奥行きあります」
「洗濯機のサイズ確認しましょう」
と、営業マン側から案内する。
お客様が気づく前に、営業マンが気づく。
これも内見のサービスだと思います。
「悪いところ」を見つけるのも不動産屋の仕事
内見は、
物件の良いところを説明して契約してもらう時間。
それだけではありません。
むしろ、
お客様が入居してから後悔しそうなところを探す時間でもあります。
ここは音が気になるかもしれない。
収納が足りないかもしれない。
この家具は置けない。
管理状態が少し気になる。
それを契約前に伝える。
それでもメリットのほうが大きければ選べばいい。
Nタウン不動産では、
おすすめする理由と、おすすめしない理由の両方を伝えてから決めてもらいたい
と考えています。
結論|内見は「きれい!」だけで終わらせない
内見で最初に確認したいのは、
広さだけではありません。
家具を置いた後の使いやすさ。
窓。
日当たり。
音。
眺望。
収納。
キッチン。
水回り。
洗濯機置場。
コンセント。
ニオイ。
そして共用部分。
経験のある不動産営業マンなら、最初の数分で気になるところを見つけます。
そこからお客様の生活に合わせて細かく確認する。
これが内見です。
Nタウン不動産では、
鍵を開けて、
「自由に見てください」
だけの案内にはしたくありません。
写真を撮る。
採寸する。
家具の配置を考える。
街を説明する。
良いところを伝える。
気になるところも伝える。
そして、
「この人がここに住んだらどうなる?」
まで考える。
ネットで物件を探すところまでは自分でもできます。
だからこそ内見では、
実際に何百件も部屋を見ている不動産屋の目を使ってください。
自分では気づかなかった一つが、入居後の満足度を変えることがあります。
FAQ
Q1. 賃貸の内見は何分くらい必要?
物件や確認したい内容によって変わります。5分で終わらせる必要はありません。短時間でも第一印象や大きな特徴は確認できますが、気になる物件ほど細かく確認しましょう。
Q2. 内見で最初に見るところは?
実際の広さ、家具配置、窓、日当たり、音、収納などがおすすめです。間取り図や写真では分からない部分を優先すると効率的です。
Q3. 内見では窓を開けてもいい?
確認可能であれば、開けた状態と閉めた状態の両方で周囲の音を確認すると参考になります。現地の案内担当者に確認しながら行いましょう。
Q4. 共用部分も見たほうがいい?
おすすめです。エントランス、廊下、掲示板、駐輪場、ゴミ置き場などは建物の管理状態を見る一つの材料になります。
Q5. 内見で採寸もしたほうがいい?
大型家具や家電を持ち込む場合はおすすめです。特に冷蔵庫・洗濯機・ベッド・ソファなどは事前にサイズを確認しておくと安心です。
Q6. 内見中の写真は撮っていい?
撮影できる物件は多いですが、物件ごとのルールがあります。担当者へ確認してから撮影しましょう。Nタウン不動産では、あとから比較しやすいようスタッフ側でも必要な場所を撮影しています。
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