「このマンション、変な人住んでない?」内覧で住民の雰囲気は分かる?不動産屋が見るポイント
お部屋探しをしていると
「部屋はすごく気に入ったけど、どんな人が住んでいるんだろう?」
「隣の人がうるさかったら嫌だな」
「住民の雰囲気って契約する前に分かりますか?」
こんなことが気になる方も多いと思います。
家賃。
間取り。
設備。
駅からの距離。
こういった条件はネットでも確認できます。
ただ、どんな人が住んでいるのかは物件情報には載っていません。
そして実際に生活するとなると、建物の雰囲気はかなり気になりますよね。
結論からいうと
内覧だけで「どんな住民がいるか」を完全に把握することはできません。
ただし、
共用部分を見ることで、建物全体の雰囲気や管理状態を推測する材料は見つけられます。
今回は、内覧するときに室内以外で見てほしいポイントを解説します。
不動産屋に「どんな人が住んでますか?」と聞けば分かる?
聞くこと自体はできます。
ただ
「隣は30代の会社員です」
「上の階には○○さんが住んでいます」
といった個人に関わる情報を教えてもらえるものではありません。
そもそも仲介会社が、各部屋の入居者について詳しく把握していないことも普通です。
そのため、
「変な人はいませんか?」と聞いて、100%安心できる答えをもらうのは難しい
と考えたほうがいいです。
ではどうするのか。
内覧するときに、建物そのものを見るのがおすすめです。
① まず見るのは共用廊下
室内に入る前から確認は始まっています。
エレベーターを降りたら、共用廊下を見てみてください。
ゴミが落ちていないか。
大量の私物が置かれていないか。
共用部分がきれいに使われているか。
もちろん、一つ何か置いてあるだけで住民の良し悪しを判断することはできません。
ただ、
建物が普段どのように使われているか
を見る材料にはなります。
室内だけきれいでも、毎日通る共用部分が自分に合わないと気になることがあります。
② ゴミ置き場を見る
意外と見てほしいのがゴミ置き場です。
ゴミ出しの曜日が守られているか。
ゴミが散乱していないか。
粗大ゴミが放置されていないか。
きれいに管理されているか。
ここから分かるのは、住民のことだけではありません。
管理会社がどれくらい建物を管理しているかを見る一つの材料にもなります。
ゴミ置き場がきれいだから絶対安心。
汚れているから絶対ダメ。
そこまで単純ではありません。
ただ、内覧するなら一度見ておいて損はありません。
③ 掲示板はかなり情報があります
マンションのエントランスやエレベーター付近に掲示板があれば見てみましょう。
たとえば、
「夜間の騒音にご注意ください」
「ベランダでの喫煙について」
「ゴミ出しのルールを守ってください」
「共用部分に私物を置かないでください」
など。
実際に生活するうえでの注意事項が掲示されていることがあります。
ただし、
注意書きがある=問題のあるマンション
ではありません。
何かあったときに、管理会社がきちんと注意喚起しているとも考えられます。
大切なのは内容と量です。
同じ種類の注意書きが何枚もある。
騒音に関する掲示が繰り返し出ている。
かなり具体的なトラブルについて書かれている。
こういった場合は、気になる内容について不動産会社へ確認してみてもいいでしょう。
④ 駐輪場も見てみる
駐輪場も建物の雰囲気が出やすい場所です。
自転車がきれいに並んでいる。
長期間使われていなさそうな自転車が大量にある。
通路まで自転車がはみ出している。
こうした違いがあります。
これも住民を評価するためではなく、
共用部分がどのように使われ、管理されているかを見るため
に確認します。
⑤ エントランスを見る
エントランスは毎日使います。
郵便受け。
宅配ボックス。
掲示板。
オートロック周辺。
エレベーター。
床や壁。
このあたりも見てみましょう。
築年数が古くても、きれいに管理されているマンションはあります。
逆に築浅でも、共用部分の使われ方が気になる物件もあります。
そのため、
築年数だけで建物の良し悪しを判断しない
ことも大切です。
⑥ 内覧中に聞こえる音
部屋に入ったら、一度会話を止めて静かにしてみるのもおすすめです。
廊下を歩く音。
隣からの生活音。
上階からの音。
道路の音。
電車。
飲食店。
外からの人の声。
実際に聞いてみないと分からないことがあります。
ただし、昼12時に静かだったからといって夜12時も静かとは限りません。
反対に、たまたま内覧した瞬間だけ音がしていた可能性もあります。
一度の内覧だけで断定しないことも重要です。
⑦ 玄関前に置いてある物を見る?
ここは少し注意が必要です。
共用廊下を歩いていれば、ほかの部屋の玄関前が自然に目に入ることがあります。
ただ、わざわざ他人の部屋を覗いたり、個人の生活を探ったりする必要はありません。
見るべきなのは、
マンション全体として共用部分が適切に使われているか。
こちらです。
誰が住んでいるかを調査するのではなく、自分がその建物で快適に暮らせそうかを確認しましょう。
⑧ 周辺環境も「住民の雰囲気」と同じくらい大切
マンション内だけではありません。
建物を出たら周辺も見てみてください。
繁華街なのか。
住宅街なのか。
大通り沿いなのか。
飲食店が多いのか。
夜でも人通りがあるのか。
駅から物件まで明るいのか。
同じマンションでも、周辺環境によって生活したときの印象は大きく変わります。
特に昼間しか内覧していない場合は、
夜の雰囲気が気になるなら、後から周辺だけ見に行く
という方法もあります。
「隣の人は大丈夫ですか?」は答えるのが難しい
これは不動産屋としても難しい質問です。
現在問題が確認されていなくても、
将来も絶対に何も起きないとは言えません。
隣の入居者が退去して、新しい人が入る可能性もあります。
上の階も同じです。
だから、
「このマンションなら絶対に住民トラブルはありません」
とは言えません。
どんなマンションでも共同住宅である以上、周囲にはほかの人が生活しています。
高級マンションなら住民トラブルはない?
これも一概には言えません。
家賃が高い。
新築。
分譲賃貸。
タワーマンション。
だから絶対に安心というわけではありません。
反対に、
築年数が経っている。
家賃がお値打ち。
だから住民の雰囲気が悪いとも言えません。
家賃や建物のグレードだけで、住んでいる人を決めつけることはできません。
ここは分けて考えたほうがいいです。
「変な人が住んでいない物件」を探すより大切なこと
そもそも「変な人」の基準も人によって違います。
夜型の人。
小さな子どもがいる家庭。
生活時間が違う人。
楽器を使う人。
料理をよくする人。
本人に問題がなくても、生活スタイルの違いが気になることがあります。
だから、
どんな人が住んでいるかより、自分が何を気にするのかを明確にする。
こちらのほうがお部屋選びでは役立ちます。
音に敏感なら「住民」より建物を見る
特に騒音が心配な方。
隣人だけを気にするより、
建物構造。
部屋の位置。
角部屋か。
隣接する部屋数。
エレベーターとの位置関係。
道路や線路との距離。
こういった条件も確認しましょう。
現在の隣人は変わる可能性があります。
部屋そのものの条件は簡単には変わりません。
管理状態が良いマンションを選ぶ
住民について事前にすべて知ることはできません。
だからこそ確認したいのが管理状態です。
何か問題が起きたとき、
共用部分が放置されているマンションと、
管理会社が清掃や注意喚起をしているマンションでは違います。
内覧では、
室内がきれいか。
設備が新しいか。
だけではなく、
マンション全体がきちんと管理されているか
まで見てみてください。
内覧は「部屋を見る」だけじゃない
内覧というと、
リビング。
キッチン。
お風呂。
収納。
バルコニー。
ここだけを見て終わってしまいがちです。
ただ、契約したら毎日、
エントランスを通る。
エレベーターに乗る。
廊下を歩く。
ゴミを出す。
駐輪場を使う。
ことになります。
だからこそ、
玄関を開ける前と、部屋を出た後も内覧です。
これはぜひ覚えておいてください。
結論|住民は分からなくても「建物の雰囲気」は確認できる
「このマンション、変な人住んでない?」
気になる気持ちは分かります。
ただ、内覧だけで住民一人ひとりのことを知ることはできません。
不動産屋に聞いても、個々の入居者について詳しい情報を持っているとは限りません。
そこで見るのが、
共用部分と管理状態です。
エントランス。
廊下。
掲示板。
ゴミ置き場。
駐輪場。
エレベーター。
そして周辺環境。
こうした部分まで見ると、室内だけを見ているよりも建物全体の雰囲気が分かります。
そして大切なのは、
「どんな人が住んでいるか」を探ることではなく、「自分がここで快適に暮らせそうか」を確認すること。
住民は入れ替わります。
そのため、現在の住民だけで物件を決めるより、建物自体の条件や管理状態まで含めて判断することをおすすめします。
Nタウン不動産では室内だけではなく、建物の共用部分や周辺環境まで見ながらお部屋をご案内しています。
名古屋・栄でお部屋を探している方は、「こんなこと聞いていいのかな?」ということでも気軽にご相談ください。
FAQ
Q1. 不動産屋にどんな人が住んでいるか聞いてもいい?
質問すること自体はできます。ただし仲介会社が各入居者について詳しく把握しているとは限らず、個人に関する情報を教えてもらえるわけでもありません。
Q2. 内覧で住民の雰囲気は分かりますか?
住民一人ひとりについて判断することはできません。ただ、共用部分の使われ方や管理状態などから、建物全体の雰囲気を確認する材料は得られます。
Q3. 掲示板に騒音の注意書きがあったらやめたほうがいい?
注意書きだけで判断する必要はありません。管理会社が問題に対応している証拠とも考えられます。気になる場合は、確認できる範囲で不動産会社に聞いてみましょう。
Q4. ゴミ置き場が汚いマンションは避けるべき?
一度見ただけでは判断できません。ただし、清掃状況や管理状態を見る材料の一つにはなります。
Q5. 高級マンションなら住民トラブルは少ない?
家賃や建物のグレードだけで住民トラブルの有無を判断することはできません。物件そのものと管理状態を確認することが大切です。
Q6. 騒音が心配なら何を確認すればいい?
内覧時の音だけでなく、建物構造、部屋の位置、隣接する住戸、道路・線路・繁華街との距離なども確認しましょう。
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