新築は初期費用も高い?実はお値打ちな物件が多い理由を不動産屋が解説
「新築マンションに住みたいけど、初期費用が高そう」
「予算を抑えたいから、新築は最初から外しています」
お部屋探しをしていると、こう考えている方は結構多いです。
新築だから家賃が高い。
新築だから初期費用も高い。
なんとなくそんなイメージがありますよね。
ただ、実際の賃貸では、
新築だから初期費用が高いとは限りません。
むしろ新築マンションだからこそ、
入居してもらいやすいように初期費用がお値打ちに設定されている物件があります。
今回は、なぜ新築賃貸の初期費用がお値打ちになることがあるのか、不動産屋目線で分かりやすく解説します。
そもそも賃貸の初期費用って何?
賃貸を契約するときは、家賃以外にもいろいろな費用が必要になります。
代表的なのは、
敷金。
礼金。
前家賃。
保証会社の費用。
火災保険。
鍵交換費用。
仲介手数料。
などです。
物件によって必要な項目は違います。
そのため、
家賃7万円の物件だから、初期費用も同じくらい
というわけではありません。
同じ家賃7万円でも、物件によって初期費用には大きな差が出ます。
新築マンションは一気にたくさんの部屋を募集する
新築の初期費用がお値打ちになる理由を知るには、まず募集の仕組みを考えると分かりやすいです。
たとえば築5年のマンション。
全50戸あったとしても、現在空室なのは1部屋だけ。
この場合、募集するのは基本的にその1部屋です。
一方、新築マンションは違います。
建物が完成して、これから初めて入居者を募集する。
20戸のマンションなら、たくさんのお部屋が同じタイミングで募集されることがあります。
50戸、100戸規模なら、さらに多くの部屋を順番に埋めていく必要があります。
ここが新築ならではのポイントです。
貸主側もできるだけ早く入居してほしい
マンションが完成したからといって、自動的に全部屋の家賃が入ってくるわけではありません。
入居者が決まって、初めて賃料収入につながります。
だから新規募集では、
できるだけ早く入居してもらいたい
という事情があります。
そこで物件によっては、最初から借りやすい募集条件が設定されます。
たとえば、
敷金0円。
礼金0円。
フリーレント付き。
一定期間のキャンペーン。
などです。
「新築だから強気な条件」
とは限らないんです。
むしろ、
一度にたくさんの空室を募集する新築だからこそ、最初の募集条件がお値打ち
というケースがあります。
築5年より新築の初期費用が安いこともある
ここが今回一番伝えたいところです。
たとえば同じエリアに、こんな2つの物件があったとします。
A:築5年
家賃 68,000円
礼金 68,000円
鍵交換費用 27,500円
フリーレントなし
B:新築
家賃 70,000円
礼金 0円
鍵交換費用 0円
フリーレント1ヶ月
家賃だけを見ると、
築5年のAのほうが2,000円安い。
「じゃあAのほうがお得」
と思いますよね。
ただ、入居時の負担を見ると違います。
Bは礼金がない。
鍵交換費用もない。
さらにフリーレントが付いている。
この条件なら、
家賃は新築のほうが高くても、入居時に必要なお金は新築のほうがお値打ち
ということがあります。
※実際の費用や募集条件は物件によって異なります。
「家賃が安い物件=初期費用も安い」ではない
お部屋探しでは、ここもよく勘違いされます。
家賃65,000円の物件。
家賃70,000円の物件。
家賃だけ見れば65,000円のほうが安いです。
ただ、
家賃65,000円で礼金2ヶ月。
家賃70,000円で礼金0円。
ならどうでしょう。
礼金だけで13万円の差があります。
ほかにも、
敷金。
保証会社。
鍵交換費用。
フリーレント。
その他の契約条件。
これらによって初期費用は変わります。
月々の家賃と初期費用は分けて考えたほうがいいです。
新築は鍵交換費用がかからない場合もある
新築ならではのポイントです。
中古の賃貸では、前の入居者が使用していた鍵から交換するため、契約時に鍵交換費用が設定されている物件があります。
一方、新築はまだ誰も入居していません。
そのため、物件によっては鍵交換費用自体が設定されていない場合があります。
数万円の違いですが、初期費用全体で見ると大きいです。
ただし、新築でも鍵やシステムに関する費用が必要な場合はあるので、見積もりで確認しましょう。
フリーレント付きの新築もある
フリーレントとは、
一定期間の家賃が無料になる募集条件
です。
たとえば家賃70,000円でフリーレント1ヶ月なら、家賃1ヶ月分の負担を抑えられます。
引っ越しは、
家具。
家電。
引っ越し業者。
生活用品。
など、部屋の契約以外にもお金がかかります。
そのタイミングで家賃1ヶ月分の負担を抑えられるのは大きいですよね。
新規募集で早く入居を進めたい物件では、こうした条件が付くことがあります。
ただし、短期解約違約金などが設定されている場合もあるため、契約条件は必ず確認してください。
新築は設備まで新しい
さらに新築なら、
キッチン。
お風呂。
トイレ。
エアコン。
床。
壁。
建具。
基本的にすべて新しい状態から生活を始められます。
物件によっては、
無料インターネット。
宅配ボックス。
浴室乾燥機。
オートロック。
モニター付きインターホン。
独立洗面台。
など、人気設備も揃っています。
誰も住んでいない新しい部屋で、設備も新しく、さらに初期費用までお値打ち。
そんな物件が実際にあります。
新築は最初の募集が狙い目になることも
新築マンションを見るときは、
募集開始直後の条件
にも注目してみてください。
新規募集時は、まだ複数のお部屋が空いていることがあります。
そのため、
初期費用を抑える。
フリーレントを付ける。
礼金を抑える。
など、入居を促す条件が設定されることがあります。
そして入居が進み、残りの空室が少なくなれば、同じ条件がずっと続くとは限りません。
だから、
新築は完成してから探せばいい
とも限らないんです。
人気の新築は完成前に申し込みが入る
初期費用がお値打ち。
家賃も周辺相場と大きく変わらない。
駅近。
設備も良い。
そんな新築なら当然人気が出ます。
そして新築の場合、まだ建物が完成していなくても募集が始まることがあります。
「完成したら内覧して決めよう」
と思っている間に、条件の良い部屋から申し込みが入ることもあります。
特に、
角部屋。
上層階。
使いやすい間取り。
家賃がお値打ちな部屋。
などは先に動くことがあります。
「新築だから高い」で検索から外すのはもったいない
お部屋探しをするとき、
「初期費用を抑えたいので新築はなしで」
と最初から決めてしまうのはおすすめしません。
新築。
築3年。
築5年。
築10年。
いろいろな物件を出して、
実際の見積もりを比較する。
これが一番分かりやすいです。
新築なのに初期費用20万円台。
築5年なのに初期費用40万円。
というように、築年数だけでは判断できないケースもあります。
※金額は説明用の例です。
比較するなら「見積もり総額」を見る
初期費用を比較するときは、
「この物件は礼金0円だから安い」
だけで判断するのもおすすめしません。
礼金はないけれど、別の費用が必要な場合もあります。
反対に礼金があっても、ほかの費用が少なくて総額ではお値打ちな場合もあります。
大切なのは、
最終的に契約するとき、全部でいくら必要なのか。
ここです。
初期費用を抑えたいなら、物件ごとに見積もりを出して比較するのが一番確実です。
新築だから高い。これは思い込みかもしれません
新築というだけで、
「自分には高い」
「予算オーバー」
と決めてしまう方もいます。
ただ、賃貸のお部屋探しでは、
築年数と初期費用は必ずしも比例しません。
新築マンションは、新規募集で一度にたくさんのお部屋を募集することがあります。
だからこそ、
入居してもらいやすい初期費用に設定されている物件もある。
ここはぜひ知っておいてほしいポイントです。
結論|初期費用を抑えたい人こそ新築も比較してみる
新築賃貸は、
初期費用が高いとは限りません。
むしろ新規募集では、多くの空室へ入居してもらうために、お値打ちな募集条件になっている場合があります。
敷金・礼金0円。
フリーレント。
鍵交換費用なし。
キャンペーン。
こうした条件が重なると、
築3年・築5年の物件より、新築のほうが初期費用がお値打ち
ということもあります。
だから、
「初期費用を抑えたいから新築は見ない」
ではなく、
「初期費用を抑えたいから、新築も含めて比較する」
がおすすめです。
新築・築浅・築古。
最初から決めつけず、実際の見積もりを並べてみる。
その中から、家賃・初期費用・設備・立地まで含めて一番条件の良いお部屋を選びましょう。
Nタウン不動産では、物件の家賃だけではなく、初期費用まで比較しながらお部屋をご提案しています。
名古屋・栄で初期費用を抑えてお部屋を探したい方は、新築も候補に入れて探してみてください。
FAQ|新築賃貸の初期費用について
Q1. 新築賃貸は初期費用が高いですか?
必ずしも高くありません。新規募集では複数のお部屋を同時に募集することがあり、入居を進めるために初期費用を抑えた条件が設定される場合があります。
Q2. なぜ新築なのに敷金・礼金0円の物件があるの?
新築マンションは完成時に多くの空室を募集することがあります。早く入居してもらうため、敷金・礼金などを抑えた募集条件が設定されるケースがあります。
Q3. 新築なら鍵交換費用は必要ありませんか?
新築はまだ誰も使用していない鍵なので、鍵交換費用が設定されていない物件もあります。ただし物件によって異なるため、見積もりを確認しましょう。
Q4. 新築にフリーレントが付くことはありますか?
あります。新規募集時のキャンペーンなどで一定期間の家賃が無料になる場合があります。短期解約違約金などの条件がないかも確認しましょう。
Q5. 築5年より新築の初期費用が安いことはありますか?
あります。礼金、鍵交換費用、フリーレントなどの条件によっては、築5年程度の物件より新築のほうが初期費用を抑えられる場合があります。
Q6. 初期費用が安い物件を見つけるコツは?
築年数だけで絞らず、新築・築浅も含めて見積もり総額を比較することです。家賃だけではなく、敷金・礼金・保証会社・保険・鍵関連費用などを含めて確認しましょう。
♦内覧・お問い合わせはお気軽に!♦
株式会社Nタウン不動産 Ntown栄店
名古屋市中区錦3丁目14-15 オークラビル1階
公式LINE ID→【@869hzuoy】
TEL:052-951-7193
営業時間:10:00〜18:30